北朝鮮 「朝鮮労働党」創立大会が開催された日本建築

 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)で5月6日から「朝鮮労働党第7回大会」が開催される。それに向けて続けられてきた「70日戦闘」が終了。水力発電所が完工したり、多くの事業所で目標を突破したりしたという。
 党大会の参加者らは、各地から列車で平壌へ到着したという。中国やロシアなどの外国代表団は招かれていないようだが、すでに外国メディアは現地からレポートを送っている。

党創立事績館と案内人
「党創立事績館」の正面と案内人(2009年10月9日撮影)

 北朝鮮には、日本による植民地支配時代の建物がわずかではあるものの残っている。首都・平壌(ピョンヤン)の中心部には「党創立事績館」がある。外国人が訪れることはほとんどないが、この国にとって重要な「革命史跡」である。

 この建物は、植民地時代に 平安南道(ピョンヤンナムド)の商工会議所として建設された。解放直後の1945年10月10日、この建物の2階 ホールで「朝鮮労働党」の前身である「朝鮮共産党」の創立大会が開かれた。そしてしばらくの間、金日成(キム・イルソン)氏はこの建物を事務所とした。

 朝鮮戦争において米国は50万トンもの爆弾を投下。この「党創立事績館」も一部を焼失たが修復され、1970年10月に公開された。館内には執務室や応接室、ホールが当時のままで残されている。そして裏に回ると、日本の古い民家風の部屋がある。日当たりが良く、居心地が良さそうだ。

党創立事績館の日本家屋
「党創立事績館」裏の日本式家屋(2009年10月9日撮影)

 私が見てきた北朝鮮に残る日本の建築物のほとんどは、金日成主席に関わる「革命史跡」で、今も大切に修復・保存されている。

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プロフィール

こだわりジャーナリスト

Author:こだわりジャーナリスト
フリーランスのジャーナリストとして長年にわたりさまざまな取材を行い、数多くのメディアで発表してきました。
海外取材は200回近くで、そのうち北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)へは数十回です。現在、年1~3回の訪朝をしています。
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