今年も開催されない「アリラン」公演

 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)での大マスゲーム・芸術公演「アリラン」は、今年も開催されないことが13日に分かった。

アリラン祭典のテコンドー
テコンドー姿の出演者。以前は軍服姿で演じられていた(2007年8月15日撮影)

 世界最大のマスゲームとして「ギネスブック」にも掲載されている「アリラン」公演。数万人を動員し、一糸乱れぬ体操・ダンス・アクロバットが1時間半にわたって行われてきた。

 公演会場である平壌(ピョンヤン)市内の「メーデースタジアム」は、15万人の観客を収容することができる。昨年、10カ月間かけて改装工事が行われ、サッカー場の人工芝や観客席が新しくなった。

アリラン祭典の中国国旗
中国との友好を謳う演技が本編の後に加えられた(2010年10月14日撮影)

 毎年の「アリラン」公演の基本内容は同じだが、わずかな変更点が必ずあった。その時の政府の方針や国際関係を反映させてきた。
 そのため私は、平壌滞在中に公演があれば必ず撮影に行った。

 2013年まで夏季に開催され、国内各地からだけでなく海外から毎年1000人以上の観客を集めてきたが昨年は中止。

 今年は、3月4日に解除されたエボラ出血熱での入国規制で開催されるとして、一部の旅行業者が商品を販売している。
 だが北朝鮮の政府関係機関は、「今年のアリラン公演は予定されていない」と私の問い合わせに対して返答してきた。

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こだわりジャーナリスト

Author:こだわりジャーナリスト
フリーランスのジャーナリストとして長年にわたりさまざまな取材を行い、数多くのメディアで発表してきました。
海外取材は200回近くで、そのうち北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)へは数十回です。現在、年1~3回の訪朝をしています。
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