北朝鮮現地報告第2弾  人民軍兵士にインタビュー

  このブログは平壌(ピョンヤン)のホテルの自室から更新している。

 29日は、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)側から板門店(パンムンジョム)へ行った。今までに約10回行っているが、南北首脳会談が行われた現場の変化を知るためだ。詳細はメディアでの発表前なので控えるが、いくつもの変化があった。

人民軍兵士
インタビューにも応じた人民軍兵士(2018年6月29日撮影)

 昼食は、開城(ケソン)市内の「民族旅館」で開城の伝統料理。李王朝時代の雰囲気のある部屋でかなりレベルの高い料理を食べ、地元が産地の高麗人参の酒を飲む。しかも、伝統楽器・カヤグムを目の前で演奏してくれるのだ。至福の時間を過ごす。

 午後からは軍事境界線に沿って東へ移動し、朝鮮人民軍の監視施設へ行く。以前は、対応してくれるのは将校だったが、今回は何と一般の兵士が対応してくれた。説明を聞いた後、ビデオカメラを向けて質問すると、考えながらも答えてくれたのだ。39回目の北朝鮮取材で初のことだし、驚きである。

 米朝首脳会談後、日本からジャーナリストや研究者がさまざまなルートで入国している。マスメディアからの取材申請もたくさん出されているというが、北朝鮮は極めて慎重だ。

 28日に関西空港の税関は、朝鮮学校の生徒たちが北朝鮮から持ち帰った土産品を没収した。私が3月に北朝鮮で購入した切手を没収する際、税関の責任者は、経済産業省の担当者へ電話して判断を仰いでいた。

 今回も約30人も生徒から没収するには、出先の勝手な判断でやることはあり得ない。経済産業省、つまり日本政府の決定によるものである。「制裁」の名の下に、こんな愚かなことをいつまでもやっているようでは、日朝首脳会談どころか交渉さえも進まないだろう。
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プロフィール

こだわりジャーナリスト

Author:こだわりジャーナリスト
フリーランスのジャーナリストとして長年にわたりさまざまな取材を行い、数多くのメディアで発表してきました。
海外取材は200回近くで、そのうち北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)へは数十回です。現在、年1~3回の訪朝をしています。
掲載写真は、引用先が非表示のものは筆者撮影です。なお、このブログに掲載している映像と文章は日本の「著作権法」と国際的な著作権条約で保護されており、無断使用はできません。転載を希望される場合は、事前にご連絡ください。

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