北朝鮮 人民軍兵士が私のカメラで撮った写真

 日本のマスメディア各社は、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の「朝鮮人民軍創建85周年記念日」である今日、核実験が間違いなく実施されるかのような報道を続けた。だがその「期待」に反してなかった。

 米朝関係は極めて危険な状態だが、マスメディアは政府と共に「北朝鮮の脅威」をさらに煽っている。米国・トランプ政権の危険な冒険を戒めるよう日本政府は動け、との論陣を張るべきではないか。

 私の北朝鮮での14 日間の滞在中、睡眠時間は3-5時間。それは祝賀行事を取材するための荷物検査を受けるために、午前4時にホテルを出るということが続いたりしたためだ。

 海外メディアの人数は約120人。徹底した検査であるため、全員の検査が終わるまで2時間かかる。それを3回受けた。撮影機材などすべての荷物はカゴに入れて預け、検査に本人が立ち会うことは出来ない。

兵士が撮影した写真
軍人が撮影した検査場の絵(2017年4月15日)

 検査が終わったカメラには、私が撮った覚えがない映像があった。検査の人民軍兵士が、カメラが本物であることを確認するためにシャッターを切ったのである。金正恩(キム・ジョンウン)委員長に望遠レンズを向けるのは大変なことなのだ。

 帰国後も睡眠時間を削り、テレビと雑誌のための作業を並行して進め、ようやく一息ついている。今回の取材で撮影した写真は6000枚以上。撮影した動画も膨大な時間になる。あまりにも欲張った取材を実現させたので、発表したいことが山のようにある。

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プロフィール

こだわりジャーナリスト

Author:こだわりジャーナリスト
フリーランスのジャーナリストとして長年にわたりさまざまな取材を行い、数多くのメディアで発表してきました。
海外取材は200回近くで、そのうち北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)へは数十回です。現在、年1~3回の訪朝をしています。
掲載写真は、引用先が非表示のものは筆者撮影です。なお、このブログに掲載している映像と文章は日本の「著作権法」と国際的な著作権条約で保護されており、無断使用はできません。転載を希望される場合は、事前にご連絡ください。

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