北朝鮮と韓国の「祖国解放70周年」

 今年は日本による朝鮮植民地支配の終焉から70年。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)と韓国では祖国解放70周年である。

「解放70年」の看板
平壌市内の47階建てアパートの前に掲げられた「祖国解放70周年」の看板(2015年6月27日撮影)

「70周年」 記念切手
北朝鮮で発行された解放70周年の記念切手。日本政府の経済制裁により、日本へ持ち帰ると「外為法」違反となるため平壌で複写した(2015年6月27日撮影)

 6月の北朝鮮での取材に続き、8月15日の「光復節」を韓国で6日間にわたって取材した。

 南北は、共同での記念行事が実現しなかったばかりか、非武装地帯での地雷爆発事件や、北朝鮮の8月15日より標準時を30分遅らせる措置などで、最悪な状況に置かれている。


大極旗の風車
ソウル市中心部の多くのビルの壁面には巨大な大極旗が張られた(2015年8月12日撮影)

 そうした中で韓国では、政府・民間でさまざまな記念行事が行われた。ソウルだけでなく、地方都市でも街の中にはあきれるほど大量の大極旗が飾られた。

水曜デモ
日本大使館前の路上で行われた集会(2015年8月12日撮影)

 12日には、ソウルの日本大使館前で日本軍性奴隷被害者3人が参加し「水曜デモ」が行われた。主催者発表で2500人が参加。その多くが、グループで参加した若者たちである。小学生たちもステージに上がった。

 韓国では、性奴隷被害者が日本に謝罪と補償を求めていることへの関心と支持が非常に高い。これは韓国のいかなる政権でも、無視することは出来ない。日本政府が日韓関係を改善しようとするならば、この問題での根本的解決が不可欠であることを痛感した。

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北朝鮮での15日間の単独取材の記事を発表

日本時代の車両
「鉄道省革命事績館」で展示されている日本植民地時代の電車(2015年6月29日撮影)

 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)で6月15日~30日に行った単独取材を、『週刊金曜日』2015年8月7日・14日合併号と21日号(いずれも同日発売)に、「朝鮮民主主義人民共和国で見た日本の朝鮮支配」と題した記事と写真を各号4ページで掲載します。

 7日・14日合併号のサブタイトルは「無念のまま消えゆく被害者たち」、21日号は「風化する『慰安所』と被害の記憶」です。

 首都・平壌(ピョンヤン)だけでなく、清津(チョンジン)・羅先(ラソン)などでも取材しています。

 日本敗戦・朝鮮解放70年という節目に、私が今まで積み重ねてきた朝鮮半島での77回の取材の上に企画した内容です。

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プロフィール

こだわりジャーナリスト

Author:こだわりジャーナリスト
フリーランスのジャーナリストとして長年にわたりさまざまな取材を行い、数多くのメディアで発表してきました。
海外取材は200回近くで、そのうち北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)へは数十回です。現在、年1~3回の訪朝をしています。
掲載写真は、引用先が非表示のものは筆者撮影です。なお、このブログに掲載している映像と文章は日本の「著作権法」と国際的な著作権条約で保護されており、無断使用はできません。転載を希望される場合は、事前にご連絡ください。

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